自己啓発

【運動すると賢くなる!!】「運動脳」から学ぶ運動が必要な本当の理由!!

KK

みなさんこんにちは。

運動してますか??

学生の方は、体育や部活でしている人もいるかと思いますが、社会人になって全く運動しなくなった人って多いんじゃないでしょうか。

私も数年前までは、運動不足に陥ってしまっていました。

運動不足になると体が重かったり、頭痛が頻繁に起きたりと不調を感じることが多くありました。

しかし、「運動脳」を読んでからは筋トレや散歩など運動を欠かさずするようになりました。

すると、だんだんと体の調子が良くなってきて活力も出てくるという効果を実感できるようになりました。

「運動脳」では、「スマホ脳」で一躍有名になったアンデシュ・ハンセンさんが、なぜ運動が必要なのか、運動すると脳がどうなるのかということを詳しく説明しています。

この記事では

  • なんで運動すると良いことがあるの?
  • どんな運動をしたら良いの?

といった疑問を解消します。

それでは最後までお付き合いください!

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著者紹介

著者

アンデシュ ハンセン

・スウェーデンのストックホルム出身の精神科医

・医学研究や医薬品に関する記事を2000件以上寄稿

・テニス、サッカー、ランニングに励み週に5回運動をしている

・主な書著に「スマホ脳」がある

一言”超”要約

私達の体は、狩りをしていた原始時代から何も変わっていない。運動をすることで体調や脳が最も能力を発揮できるように設計されている。それが運動が必要な最大の理由。

運動をすることで脳が活性化され、記憶力の向上など様々な能力が向上する。最も効果的な運動はウォーキングである。

概要はつかめましたか?

それでは、次から具体的に解説していきます!!

現代人はほとんど原始人から何も進化をしていない!?

進化

著者の前作、「スマホ脳」でも解説されていましたが、私たちの体は実は、原始人の頃から何も変わっていないんですね。

つまり、狩猟採集時代の体を動かしてなんぼの生活に最も適応しているのです。

スマホ脳を解説した記事はこちらから!

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想像してください。

はるか昔の原子時代、私たちは毎日獲物を追いかけて走り回っていました。

くたくたになるまで走り続けて獲物をとらえたら食事をして眠っていました。

そんな生活が何百万年も続いたのです。

当然私たちの体は運動するために適した体に進化してきたのです。

ですから、現代のように一日中机にすわってPCと睨めっこしている生活は人類の歴史から見ると極めて異常な状態なのです。

私たちの体と現代の生活習慣のミスマッチがさまざまな不調を引き起こしていることがわかりますね。

運動することのメリット

「運動脳」では、運動をすることで生じるメリットについて非常にたくさんの例を使って紹介しています。

その中で特に重要な部分を厳選しました!

ストレス解消

集中力が爆上がりする

鬱を治し、すっきりとした気分に

記憶力を高めて物忘れをなくす

アイデアを出しやすくする

どんどん健康になる

こんなにも運動にはメリットがあります。

では、それぞれの項目について詳しく見ていきましょう!

ストレス解消

KK

みなさんはどんな時にストレスを感じますか?

上司に叱られた時?

将来の不安に苛まれた時?

人間関係がうまくいかない時?

おそらくみなさんが感じるストレスというのは、一瞬で終わるものではなく慢性的に続くものですよね。

実は、古代の人類にとって慢性的なストレスは存在しなかったんです。

だから、私たちは慢性的なストレスに対処するように進化できなかったんですね。

では、古代の人類にとってのストレスとはなんだったのでしょうか。

それは、猛獣に出くわした時です。

ライオン

猛獣に出くわしたら、逃げるか、戦うか瞬時に決めなければなりません。

どうしようと悩んでいたらその瞬間にたべられてしまいますよね。

ですから、人間はストレスを感じると、心拍数が上がり筋肉に血液を送りすぐに運動できるように備えるのです。

これを逃走か闘争か反応と言います。

みなさんが緊張したり、ストレスを感じるとドキドキして心拍数が上がるのはそのためなのです。

悲しいことに私たちの脳は、上司に叱られてストレスを感じているのか、猛獣に襲われてストレスを感じているのか判断することができないのです。

ですから、ストレスを感じると毎回、心拍数を上げて全身に血液を送ろうとするのですね。

さあ、ではどうしたらストレスを解消できるかという話ですが、

答えは簡単です。運動してください。

古代の人類は、逃走か闘争か判断したらあとは実行するだけでした。

猛獣に勝つか、逃げ切ることができればストレスは消えたことになります。

失敗した時は猛獣のランチになっているので関係ありませんね。

ですから、運動をしてそれが終わるということは、ストレスの終わりを意味していたのです。

私たちの体はそういうふうにできていますので、運動をすると脳は、危機が去ったと判断してストレスがなくなるのですね。

集中力が爆上がりする

KK

みなさんは集中できていますか

なかなか集中って続きませんよね。

集中してきたと感じたらスマホの通知でそっちに気を取られたりしますよね。

現代の生活様式はなかなか集中が続かないような環境になっています。

では、どうしたら良いのでしょうか。

集中には「ドーパミン」という物質が欠かせません。

こんな経験ありませんか?

カフェなどで作業をしているときに、最初は周りの音楽や雑音が聞こえていたのに、のめり込むにつれどんどん音が聞こえなくなり、最終的には何も聞こえない状態になっている。

これは、ドーパミンが作用している証拠です。

ではドーパミンを増やせば集中力が上がりますよね。

そんなうまい方法があるんでしょうか。あります。

運動することです。

運動後にはドーパミンの分泌量が上がり、数時間続きます。

つまり運動直後は集中力が高まり、最も作業に適している時間帯だと言えます。

では、なぜ運動するとドーパミンが分泌されるのでしょうか。

それは、また古代に遡ります。

運動をして体に負荷をかけると、脳はそれが生死を分けるほど重要な行動だと解釈します。そして結果的に集中力が高められるのです。

古代は運動するときは、狩をするときか、猛獣から逃げるときですよね。どちらも生死を分けるほど重要な行動ですよね。

ですので、運動をすると集中力が高まるのです。

ちなみに、運動の効果は、ウォーキングよりもランニングの方が高いそうです。

体にかかる負荷を高めることが大切なのですね。

ただ、疲労困憊になるまで運動してしまうと、逆に集中力が下がるので注意してください。

鬱を治してすっきりとした気分へ

ストレスが溜まり続け、蓄積され続けると最終的にうつ病になってしまいます。

多くの人がうつ病に苦しめられて命を絶ってしまう人までいます。

そんなうつ病の治療に実際に用いられている方法があります。

それは運動です。

運動をすることで、滅入った気持ちが少し楽になったり、晴れやかな気持ちになったりします。

落ち込んでいるときは部屋に篭るのではなく、運動をするのが一番なのです。

では、なぜ運動をすると晴れやかな気持ちになるのでしょうか。

その秘密は「セロトニン」「ノルアドレナリン」「ドーパミン」です。

これらの物質は、私たちの感情に大きく影響を及ぼしています。

これらが不足すると、うつ病になる大きな要因になります。

そして運動をすることでこれらの物質を増やすことができるのです!

ですが、たった一回運動するだけでは不十分です。

定期的に継続して運動を続けることが大切です。

そうすればあなたの落ち込んだ気分を解決してくれるでしょう。

記憶力を高めてすっきりとした気分へ

試験や資格取得のために勉強をしている人は多いと思います。

特に忙しい社会人の人は運動する暇があったらその時間に勉強する!という方もいるかと思います。

ですが、それはとてももったいないです。

なぜなら、運動することで記憶力を高めることができるからなのです。

脳細胞は毎日死滅している

脳の大きさは25歳くらいをピークに毎日小さくなっていきます。

実に年1%くらい縮んでいます。毎日脳細胞は死滅しているのです。

ですが、運動を続けるとその死滅するスピードを遅らせることができるのです。

ある実験では、持久的トレーニングを継続して行った人は逆に2%くらい成長した例もあるそうです。

運動することで脳の大きさが大きくなるなんて、今すぐ運動するしかないですね!

そして運動は、脳の萎縮だけでなく遺伝子の老化まで抑えるというのです!!

運動を続けることで記憶を司る「海馬」が活性化され、単語を暗記する能力がかなり上がるという結果も出たそうです。

また、運動しながら覚えると定着率が上がるというのです。

つまり、歩きながら勉強するというのは実は効果的なのです。

二宮金次郎さんは実はとても効果的に勉強していたのかもしれませんね。笑

気をつけてほしいのは疲労困憊までトレーニングをすると逆に記憶力が低下するということです。

張り切って運動しすぎると逆効果だということですね。強度はほどほどにしましょう。

アイデアを出しやすくする

クリエイティブな仕事をしている人はアイデアを出すために日々苦労していると思います。

アイデアを考えるとき、どのようにしていますか?

アイデアってなかなか湧いてこないですよね。

ですが、運動することでアイデアがどんどん出てくるのです。

世を変えた大発明などは運動するときに閃いたことが多いそうです。

アインシュタインは、自転車を漕いでいるときに相対性理論を思いつきました。

ベートーヴェンは着想を得るために長時間散歩していたそうです。

チャールズダーウィンは自宅の周りの散歩道を散歩しているときに進化論の着想を広げました。

あのスティーブ・ジョブスは歩きながら会議をしていたそうです。

このように、運動中にアイデアを閃くことは、歴史が証明していると言えます。

では、なぜ運動中にアイデアを閃くことが多いのでしょうか。

明確な結果は出ていないもののポイントは「視床」と「ドーパミン」です。

「視床」は脳のフィルターのようなもので雑念などを取り除き思考を整理するのにとても大切なものです。

そして「視床」の働きに作用するのが「ドーパミン」です。

運動により「ドーパミン」の分泌量が増えることは紹介しましたが、これが創造性と影響している可能性が高いそうです。

どんどん健康になる

運動をすると健康になると聞いて当たり前だろと感じる人も多いと思います。

筋トレをすれば、筋力が上がります。

ランニングを続ければ、より速く、長く走れるようになります。

体が大きくなったり、引き締まったりして肉体に大きな影響を与えます。

ここまでは、みなさんご存知のことだと思います。

しかし、運動は肉体だけではなく、脳にも良い影響を与えるのです

運動を続けることで、脳の老化がストップして、認知症の発症率が40%減少します。

血圧や血糖値などにも改善が見られます。

都合が良すぎるように感じてしまいそうですが、事実なのです。

運動には魔法のような効果がたくさんあるのです!

まとめ

いかがでしたか。

KK

運動って思っているより効果がめちゃくちゃあるんですね

運動するメリットなどを詳しく紹介してきましたが、運動したくなりましたか?

これを機に運動の習慣を身につけられるようにしていけると良いですね。

では、最後に今までのまとめです。

まとめ

  • 私たちの体は古代の狩猟採集時代の運動ばかりしていた時代に適応しているため運動すると体に良い仕組みになっている。
  • 運動をするとストレスが消える
  • 運動すると海馬が刺激され記憶力が向上する
  • 運動は筋トレなどよりもウォーキングやランニングなどの有酸素運動が効果的
  • 時々たくさん運動するより、毎日少しずつ継続するとこが大切

これだけ覚えて毎日運動を継続していきましょう。

興味を持った方はこちらから書籍が購入できます。

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